地球の環境破壊が社会問題化した20世紀後半に量産型ソーラー照明灯は登場しました。
当時は自然エネルギー活用を啓蒙する意味合いが強く、実用面で「暗い・寿命が短い」など
公共照明としての基本的な機能が追いついていないのが実情でした。
近年では、太陽電池やLEDなどソーラー照明灯を構成する部品は目覚ましい進歩を遂げ、
照明としての機能も飛躍的に向上しつつあります。
相次ぐ大震災や豪雨被害等によってライフラインが断たれる事態を体験してきた私たちは、
停電時にも灯り続けるソーラー照明灯がいかに重要かつ有効であるかを、暗闇に沈んだ街で身をもって知りました。
現在そして未来に向けて求められているのは、省エネなどの環境性能だけに満足せず、
照明としての本来の機能を充分に備え、確実に発揮できる製品です。
ソーラー照明灯の黎明期からその開発に取り組み、性能向上を追求したリーフライトが、
いま求められる「真の実用性」をかたちにします。
妥協のない4つの高品質を追求した製品群に加え、確かな技術に裏打ちされた提案力で
お客様のご要望に迅速かつ適切に答えるのが“リーフライトクオリティ”です。
高効率な制御回路と15年に渡る照度実証で「明るい」「消えない」実用照明に。
これまでソーラー照明灯の一番の欠点は一般の照明に比べて「暗いこと」でした。
しかし、太陽電池やLED等の構成部品は日々著しい進歩を遂げています。
私達は創業以来10年以上に渡り、これらの部品の研究とLED灯具の自社開発に取り組み、独自の回路設計によって、
明るさの最大化と1年を通じて消灯ゼロを追求してまいりました。
現在では、これまで難しかった電球色光源等、演色性に優れた製品もご提案し、
「実用照明」以上の満足をお客様にご提供できるよう努めています。
国内産の部品・部材にこだわり国内の協力工場で組み立てています。
ソーラー照明の寿命のネックとなっていた鉛電池に変わり、
信頼性の高いリチウムイオン電池を全機種に標準搭載し、期待寿命を飛躍的に向上させました。
灯具や構造本体、その他の部品の耐久性を更に高めることにも積極的に取り組んでいます。
社会のインフラを構成するパブリックプロダクトとして、安定した性能と安全性はもちろん、
製品の寿命全体に係る費用「ライフサイクルコスト」の低減に努めています。
『光触媒』のセルフクリーンコーティング
ストークシリーズのソーラーパネルは、光触媒のセルフクリーンコーティングを標準仕様としています。
光触媒には、次の3つの防汚効果があります。
1.「帯電を防止」して、汚れを引き寄せにくくする。
2.「酸化分解力」により、油分を分解して汚れの固着を防ぐ。
3.「超親水性」により、雨水で汚れを洗い流す。
この光触媒の効果は、10年経過後も90%以上維持されます。
信頼の長寿命リチウムイオン電池
サイクル |
2,000サイクル以上(DOD100%) 5,000サイクル以上(DOD50%) 8,000サイクル以上(DOD30%) |
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動作環境 | -20℃ ~ 60℃ |
正極材 | リン酸鉄リチウム(LiFePO4) |
景観構成要素に相応しい品格とデザイン品質。
私たちが考える「スタイリッシュ」とは、人の目を引く華美な装飾性ではありません。
景観を構成する一要素としてその場所に存在し続けることの責任を自覚し、それに相応しい品格と調和性を
備えたデザインであることが重要だと考えます。
部材を寄せ集めただけの製品や、奇抜さや格好だけを追った上辺のデザインでは、その責任は果たせません。
リーフライトは照明としての性能向上でけでなく、真の意味での美しさを兼ね備えた、
洗練されたスタイリングを追求し続けます。
ライフサイクルコストの低減を実現する高い耐久性。
バッテリーの長寿命化に伴い、部材・部品の耐久性も更に高めることも重要なテーマです。
経年劣化速度が部品ごとに違ってしまうと、メンテナンスの負担は大きくなってしまいます。
景観材として社会のインフラを構成するソーラー照明灯は、高い安全性はもちろんのこと、製品の寿命全体に係る費用、
「ライフサイクルコスト」の低減が求められています。
長期に渡り、安全に、そして安定して機能を発揮する製品作りをリーフライトは目指しています。
ソーラーモジュールの出力(W)、電池の充電容量(Ah)は、全国各地の日射量データ(NEDO)の資料をもとに算出します。リーフライトの製品は、日射量が最も少ない冬場の過酷な条件で、かつ経年劣化による保守率も加味して充放電システム計算を行っています。
積雪が少なく、日射量が確保できる太平洋側の地域ではそのまま使用できますが、日本海側・北海道地区への設置をご検討の場合はご相談ください。
ソーラーライトの設置場所は、できるだけ日照条件の良い場所をお選びください。日照条件は、正午を含む3時間以上(1日当たり)の日照を目安にしてください。終日建物や樹木の影になるような場所では、充分な発電ができません。将来的に樹木が繁る可能性も考慮してください。夜間に他の照明などの強い光が当たる場所でも点灯しないことがありますのでご注意ください。
ソーラーモジュールが傾斜したタイプのソーラーライトの場合、日中の太陽光を充分に受けて効率よく発電するためには、灯具の向き(照らしたい向き)とは無関係に、ソーラーモジュールを南向きに設置する必要があります。
ソーラーパネルで発電した電気エネルギーは、電池に蓄えられて夜間の照明に利用されます。悪天候で昼間の日射量が無くても夜に点灯できる様に、電池には数日間の使用量を余分に蓄えておきます。日射量が全くなく発電できない日が続いても、電池の蓄電によって点灯できる日数の事を<無日照保証>と言います。鉛電池は、7日~10日(残量50%以下で使用しないため)、リチウム電池は3日~5日(充電速度が速く95%まで深く使用出来る為)とされています。
保証期間は3年です。正常なご使用状態において、動作不良・点灯不良などの故障を生じた場合は、本体・電気部材を無償提供します。(付け替え費用は別途)
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